Japanese: 読み物ブログ③

Photo Credits to: The Reviews Are In

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「妄想銀行」より/星新一作

C: 別のエンディングとその効果 ー 作品の中のストーリーの終わり方とは別のエンディングを考え、それがどのような効果を与えるか説明する。

「ショートショート(掌編小説)の神様」と呼ばれている星新一作「妄想銀行」の中には「信念」という掌編小説がある。「信念」は「善良であっては、たいした人生をすごすことができない」と考えるひとりの男が人生を楽しく満足感をもって過ごしたいという欲望を実現するために持ち逃げを綿密に計画するという話である。

話は、今の地位を築いた秘訣を問われた「彼」が記者に説明(発表)を求められ、困る姿を描写して終わっている。しかし、これでは主人公は記者の問いにどのように答えたのか、主人公は結局どうなってしまったのかは分からず仕舞いである。読者にエンディングを委ねるという作者の手法なのかもしれないが、私のような読者は主人公の身に何が起こったかが気になって仕方が無い。話にまとまりを持たせ、「彼」がどうなってしまったのかをはっきりさせるためにも、別のエンディングを考え、納得がいく話しにしたいと考える。

本編では問い詰められたように困る主人公の姿を描写して終わっているが、「彼」が困り果てた末に自責の念に駆られるように、自らの持ち逃げ計画について記者にさらけ出し、「彼」の信用が地に落ちるというエンディングにすれば、「犯罪に手を染めようと(犯罪・持ち逃げを計画)すると、このような事になるんだ」と読者の頭に植え付け、話を納得できるものにすることが出来る。信用が地に落ち、どん底に突き落とされたような気分になった「彼」の姿を描写し、見せつけるような終わり方であれば、作品にテーマ性を持たせると共に作品にまとまりを持たせるエンディングになると考える。

 

 

One thought on “Japanese: 読み物ブログ③

  1. Hi Jessie,

    Unfortunatelly I do not read Japanese well enough to understand your post, and the translation does not do a great job. However I think it is brilliant that you are able to blog in both English and Japanese, and basically have a bilingual blog.
    I really wish I could read it though!!!

    Thanks for posting. 🙂

    Ms Durkin

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